こんにちは！
今日は久しぶりにお気に入りのグッズのお話を。
深煎りのような苦味は嫌だけどインパクトのあるコーヒーが飲みたい、お酒と割ってコーヒーの味わいを楽しみたい、アレンジコーヒーを楽しみたい、数日分作り置きしたい、という方におすすめの道具です！
とにかく色んなシーンで活躍できるコーヒーが作れる道具ですね！
目次
MYDUTCH(マイダッチ)
では早速、こちらです！
ダッチコーヒーを作れる道具になります。
よく喫茶店なんかで一滴一滴水を垂らして抽出しているコーヒーありますよね？
あれがおうちで作れるんです！
見た目もスタイリッシュなのでキッチンに置いておくだけでもおしゃれです。
ダッチコーヒーの魅力
そもそも、普通に抽出した方が簡単だしわざわざこれでコーヒーを抽出するメリットはなんぞや、というところの説明から。
いつもとは違う味わい
まず、味わいが全く異なります。
同じコーヒー豆を使ってアイスコーヒーを作ったとしても味の違いは明らかです。
抽出方法をペーパードリップかフレンチプレスかを選べるコーヒーショップがありますが、その違いよりも断然分かりやすい。
私はよくエチオピアを落としますが、鼻に抜ける香りがすごいんです！
余韻も長く残るので、アレンジコーヒーにしてもコーヒーが負けずに残ってくれます。
主張が強くなる分、ダッチコーヒーに適する豆と適さない豆がでてきますが、まあそれは後々。
濃く抽出して、色々なアレンジに使える
コーヒー豆の量、水の量、滴下のスピードなどを調整して好みの濃さ、味わいに仕上げることができます。
そのまま飲める濃さにしてもいいですし、濃いめでアイスコーヒーにすると、氷が溶けても普通のアイスコーヒーよりも水っぽくなりません。
また、もっと濃いめに落としてバニラアイスにかけたりアレンジコーヒーにしたりと使い方も様々です。
冷蔵庫で数日保管できる
お湯で落としたコーヒーより酸化のスピードが遅いので冷蔵庫での保管が可能です。
むしろ抽出したてより、冷蔵庫で寝かせてしっかり冷やした方が酸味が丸くなって美味しいです。
1～2日目までは美味しく飲めます。
3日目になると味が抜けてくるかな、という感じです。
数日スパンで作り置きしておきたい人はいいかもしれません。
使い方
では、お待ちかねの使い方を説明します！
今回はコーヒー豆60g、抽出用の水500mlを3時間で落としています。
公式レシピは豆90g、抽出用の水550mlを5時間で落とすレシピを紹介しています。
適したレシピは豆にもよりますし本当にお好みなので、色々試してみてくださいね( ^^)
①付属の丸ろ紙をバスケットの底に敷いて濡らす
公式のやり方ではろ紙を濡らしたりしていないのですが、ろ紙が乾いたままだとコーヒー粉を入れた時にろ紙の下に入り込んでサーバーに落ちてしまうことがあるので私は濡らします。
この丸ろ紙は本体を買った時に数枚付いているので初回は買わなくても大丈夫です。
②バスケットに挽いたコーヒー豆を入れる
私はナイスカットGの挽き目3.5～４で挽いた豆を使います。
目安としては、ペーパーフィルター用の挽き目か、少し細かいくらいがいいと思います。
③コーヒー豆を少し濡らし、上に丸ろ紙を載せる
豆を湿らすというのは公式レシピには書かれていませんが、抽出を始める前に抽出効率を上げるために行います。
サーバーにボトボトと垂れてこない程度にしっかりと湿らせます。
その後、丸ろ紙を豆の上に載せます。
滴下は一点にしか行えませんが、丸ろ紙を上に載せることで水が全体に行き渡り抽出効率が上がります。
④調節バルブの中に浄水フィルターをセットし水タンクに冷水(氷水)を入れて抽出を開始する
1秒に一滴程度のスピードを目安にしたらよいと思います。
そして、滴下は最初に合わせても水の残量などですぐにスピードが落ちてしまいます。気が付いたら止まっていた、なんてこともザラです。
たまに様子を見て、滴下をバルブで調整してください。
浄水フィルターも最初にいくつか付属してくるので最初は買わなくても大丈夫です。
抽出途中の様子です↓
滴下がとっても可愛くて、見てるだけで癒されます。
日本庭園なんかによくあるししおどしで癒されるっていう人はこんな感じなんでしょうか。笑
⑤出来上がったらしっかりと冷やしていただきましょう。
先述した通り、ダッチコーヒーはしっかりと冷やした方が酸が丸くなってまろやかになります。
酸化しないよう蓋つきのボトルに入れて冷蔵庫で保管しましょう。
アレンジレシピはここから↓↓
お手入れ方法
お手入れといっても、全部分解して柔らかいスポンジと洗剤で洗うだけなので特に難しいこともありません。
注意することといえば、滴下調整ノズルの中にあるゴムパッキンが小さいので洗浄中になくさないようにすることくらいでしょうか。
あとはMYDUTCHに限りませんが、水垢が付かないように洗浄後はちゃんと拭きあげるといいですね(*^^*)
MYDUTCHのメリット
ダッチコーヒーを作れる道具はいくつかありますが、MYDUTCHのメリットを紹介したいと思います。
全て分解洗浄できるので衛生的
見出しの内容そのままなのであえて説明はいらないですかね(笑)
ちなみにですが、コーヒー豆が直接触れる部分はステンレス、出来上がったコーヒーが溜まる部分はガラスでできており、色が付くプラスチックや臭いが付くゴムパッキンには水しか触れません。
そのため、洗剤で洗浄するだけで臭いも色も付かないので衛生的な上にお手入れ自体がとても楽です。
パーツごとに売られているので破損しても丸ごと買い換える必要がない
どんなに小さなパーツでもそれごとに売っているので、例えばゴムパッキンを失くしてしまった、ガラスが割れてしまったという時でも丸ごと買い換える必要はありません。
ただ、もっと安い器具もあるため、何かあっても丸ごと買い換えた方が安い場合もあると思うのでそこは人によりけりかなと思います。
サイズがちょうどいい
今回紹介しているこのサイズで、出来上がりがMAX500mlです。
美味しく飲めるのは2～3日まで、ということを踏まえると2～3人で飲むにはちょうどいいですし、濃いめに作って割って使うと数人分いけるので複数の来客用の作り置きにも使えます。
4人以上分をドリップで淹れようと思ったらなかなか時間がとられますし、提供する側としてはコーヒーを最初に出す人と最後に出す人のタイムラグはなるべく少なくしてあげたいですよね。
500mlは多いよ、という方はもちろん抽出量を減らせばいいだけなので問題ありませんね！
なんと言ってもおしゃれ！
ダッチコーヒーを作れる道具は調べるとある程度の種類出てきますし、デザインも値段も様々です。
ただ、個人的にはこのスタイリッシュさでこのお値段は他にないと思います。
喫茶店にあっても遜色ないレベルのかっこいい道具もありますが、そちらは大きい上に数万円しますし、安いお手頃なものは個人的にかっこよさが物足りない…
MYDUTCHも決して安くはないですが、使い勝手と見た目のおしゃれさを鑑みると、他よりも断然ちょうどいいと思います。
ダッチコーヒーにおすすめのコーヒー豆
先ほどちらりと述べましたが、ダッチコーヒーに適する豆と適さない豆があります。
ダッチコーヒーに使える豆の条件は
①中深～深煎りであること
②質のいい豆であること
③鮮度が落ちていないこと
です！
詳しく説明していきますね。
①中深～深煎りであること
コーヒー豆は、高温では苦味が、低温だと酸味が出やすいという性質があります。
ダッチコーヒーの場合、低温～常温の水を使うので、お湯でコーヒーを淹れるよりも酸味が強く出ます。
そのため、浅煎りの豆を使うと出来上がったコーヒーにとてつもない酸味が出てしまいます。
②質のいい豆であること
低温かつ水と接している時間が長い分、コーヒー豆がよろしくないとエグみや雑味も出やすくなります。酸化した豆なんぞはまず使えません。
とても飲めたものじゃないのが出来上がります。
また、ローグレードのコーヒー豆も、豆自体にエグミがあったり、フレーバーがしっかりしていないので出来上がりの味わいも豆の美味しさが感じられません。
グレードで言えば、少なくともプレミアムコーヒーと呼ばれるもの以上のお豆を使ってください。
豆のグレードや扱っているお店については下記のページで紹介しているのでこれを参考にコーヒー豆を買うお店を選んでみてください。
③鮮度が落ちていないこと
ダッチコーヒーに関わらずですが、適切に保管して酸化が進んでいない豆を使いましょう。
豆は挽くと空気と触れる表面積が増えて酸化のスピードが早くなるため、ダッチコーヒーにする直前に挽くようにしてください。
どんな豆で淹れるかで味わいがとても変わってきますので、ぜひ色んなお豆で試してみてください。
商品はこちら↓
商品についてですが、出来上がりが550mlのサイズと300mlのサイズがあるので購入の際はお気を付けくださいね！
最後の小話
映画鑑賞がしたくなる気候になってきました。(私だけ？)
先日、おうち映画観賞用にポップコーンを買ったのですが、それがとても美味しかったのでご紹介。
すいません、画像はカルディコーヒーファームさんのオンラインストアよりお借りしました。
日本のポップコーンとは違う、見た目通りジャンキーなキャラメルポップコーンです。
上品な甘さとかではありません。ゴリゴリのキャラメル味ですが、それが美味しい。
キャラメルコーティングがこれでもかとばかりにかかっていてカリカリ食感がたくさん楽しめます。
ちなみに私はこれを食べながらバーレスクを鑑賞しましたが、見ながら食べる手が止まりませんでした。
あったかいお部屋で映画を見ながらこの甘いポップコーンにこっくり深いダッチコーヒーとか最高じゃありませんか？( ^^)
ぜひお試しを。