前回はMYDUTCHの素敵さについて熱く語りました。↓↓
今回はMYDUTCHで落としたダッチコーヒーのアレンジについてお話ししようと思います。
目次
お湯割り(ホット)or水割り(アイス)
ストレートかつ捻りもなさすぎてアレンジと言っていいのか分かりませんが、オーソドックスな飲み方ですね!
基本的に濃く抽出するので、ブラックで飲む場合でもお湯か水(もしくは氷)で薄めることになります。
ダッチコーヒーは冷蔵庫でしっかり冷やすことで酸味が丸くなり美味しくなるので、美味しく飲める濃さにする場合はお湯で割っても熱々にはなりません。
(ダッチコーヒーをとっても濃く作れば話は別ですが)
熱々を飲みたい方はダッチコーヒーではなくドリップすることをお勧めします。
水と氷で割ってアイスにした場合は、急冷(ドリップコーヒーを氷で一気に冷やしたもの)に比べて薄まりにくく濃さも調整しやすいので、ゆっくり飲みたいけれど水っぽくなるのが嫌だという方にはお勧めします。
牛乳で割ってカフェオレにする
これも濃いコーヒーだからできるメニューですね!
ちなみに、カフェオレはコーヒー牛乳のことです。
普通のドリップコーヒーだとどんなに濃く落としても物足りない、その分焙煎が深い豆にすると苦味だけが増すばかり…という負のループにダッチコーヒーだとなりません!
コクが深いコーヒーでこっくりした王道のカフェオレ、フルーティーめのコーヒーで市販品ではまず飲めない華やかなカフェオレと様々な楽しみ方ができます。
もちろんお好みでガムシロップを入れても美味しいです。
私の場合、おうちで好みの濃さ、好みの甘さでカフェオレが淹れられたら市販のカフェラテを飲むことがなくなりました!
みなさんも自分の黄金レシピを見つけてみてください!
炭酸水で割る
こちらも濃さはお好みになるのでレシピなんぞはなんともいえません。
とりあえず1:1から始めてみたらいいんじゃないでしょうか。(雑か)
お好みでシロップを垂らしてもいいですね。
このレシピにする場合は、ダッチコーヒーを濃いめに落としておくことをお勧めします。
炭酸で割るものは、基本的に濃く抽出しておくといいと思います。
アフォガートにする
バニラアイスにダッチコーヒーをかけるというシンプルなもの。
本来アフォガートはエスプレッソをかけたもののことを言うので厳密に言うとアフォガートではないのですが、便宜上。
バニラアイスはアイスの種類別で言うところの「アイスクリーム」を使用してください。
(乳脂肪分の含有率によって種類が変わり、以下アイスミルク、ラクトアイスと続きます。)
個人的にはMOWか牧場しぼりがお勧めです。
Häagen-Dazsなどのお高いバニラアイスはミルクが濃いので、コーヒーと合わせた時にコーヒーが負けることがあります。
いいアイスほど美味しい、というわけでもないんです。
ダッチコーヒーはフルーティーなものがお勧めです。
バニラアイスの豊かな甘さを感じた後にバニラアイスにも負けないフルーティーさが余韻に残り、とても美味しいです。
ここまでで紹介したメニューは、MYDUTCHの説明書でもレシピの参考例として載っています。
ただし、私が抽出するレシピとMYDUTCHで紹介されている抽出レシピが異なるので、分量は全く異なります。
豆や個人のお好みにもよると思いますので、分量や割合は気にせずご自身が美味しいと思うレシピで作ってくださいね(*^^*)
以下はMYDUTCHの説明書に載っていないレシピになります。
黒ビールで割る
これはそもそもビア・エスプレッソというカクテルとしてあるようですね。
しかしこのメニュー、あまり巷では見かけませんしネットで検索をかけても関連記事はとても少なかったです。
おうち飲み会でおもてなしメニューなんかにしたらお洒落ですね!
作り方はシンプルに、黒ビールとダッチコーヒーを混ぜるだけになります。
割合は好みに大きく左右されると思うので、1:1から始めてみるのがよいのではないでしょうか。
お好みでシロップやスパイスを入れてもいいと思います。
ドリップコーヒーではコーヒーが黒ビールに負けてしまうし、かといってコーヒーの割合を増やすとビールの炭酸や喉ごしが弱くなってしまいますので、やはりダッチコーヒーで作るのがおすすめです。
コーヒー豆は、コクの深いスモーキーもしくはウッディなコーヒーが合うと思います。
黒ビールも種類があるので、お好みの組み合わせを見つけてみてください!
ラム酒を垂らす
これはアルコールで作るアレンジコーヒーレシピの中でも、私の一番のお気に入りになります。
出来上がったダッチコーヒーを(私の抽出レシピで抽出した場合は)薄めずにラム酒を少量垂らします。
ビア・エスプレッソと違い、こちらはラム酒が少量でよいです。
私の場合はコーヒー:ラム酒=10:1程度で作ります。
バーによってはドリップコーヒーにラム酒を垂らしたものを出してくれるところもありますが、ラム酒とコーヒーがうまい具合にマッチしてると感じたことはあまりありませんでした。
コーヒーの苦味を感じた後にラム酒が別個で感じられるようなイメージです。
ダッチコーヒーの場合だと、こっくりエチオピアを使うとフルーティーさが感じられた後にラム酒の余韻が締めてくれる、とても素敵なフレーバーに仕上がりました。
コーヒー好きさんにもお酒好きさんにも試してみて欲しいアレンジです。
MYDUTCHアレンジではありませんが…
アルコール繋がりでもう1つ。
先日、中煎りのフルーティーなニカラグアを急冷でドリップした後、ふと思い付いて残っていたロゼワインと割ってみました。
そもそも残っていたワインなので少し酸味が出始めていたのですが、割ったお陰でその酸味がまろやかになり、ニカラグアのフルーティーさもあり美味しく飲めました。
まあワインが酸化する前に飲めよ、という感じなのですが(笑)
ともかく、コーヒーアレンジをしているとふと色々思い付くことがあるので閃いたらぜひやってみてください。
こんなにアルコールの話が続くと呑兵衛だと思われそうですが、飲む頻度としては多くても週に1~2回程度です。
むしろあまり飲まないからビールのように開けなければ日保ちするものだったりラム酒のように開けても日保ちするものでのアレンジが多くなります。
割るメニューだと自分でアルコールの濃度や摂取量を調整できるのもいいですよね。
美味しいお酒は好きだけどアルコールに弱い人なんかにはぜひお勧めしたいです。
最後の小話
コーヒーが好きな人は結構香りに敏感な人が多いんじゃないかと思っていますが、先日素敵なものを見つけたのでご紹介。
茶香炉というもので、茶葉を熱して香りを楽しむものです。
アロマオイルは知っていましたがこれは知らなかった。
先日宿泊した旅館のお部屋でされていて知ったんですが、香りがとても上品。
アロマオイルとかっていいものを使わないとザ、香料。みたいな香りがしません?
かと言って精油だと高価ですよね。
茶香炉は日本人が昔からなじみのある香りがふわっとお部屋全体に広がっている感覚で、生活の邪魔をしません。
淹れた緑茶の香りとはやはり違ってなんというか、みずみずしくって香ばしい。
コーヒーとはまた違った良さがあります。
お茶屋さんによると、新しい茶葉を使うといい香りがして、古い茶葉を使うと嫌なにおいがするとのこと。
「茶葉って正直なんですよー」っておっしゃっていました。
しかも、熱した茶葉はとどのつまりほうじ茶と一緒、急須で淹れたら飲めるとのことです。無駄もない。
今の味に飽きたら茶香炉で熱してからいただいても楽しいかもしれませんね。
火を使うのでお取り扱いにはお気を付けください。