また外出がしにくい情勢になってまいりまして、おうち時間が増えてきたころかと思います。
私はというと、ストレスや不安はありますが、「外に出たい」「遊びに行きたい」と嘆いても状況は変わらないのでおうち時間を楽しもう、とコーヒーのおかげで思えるようになっております。
さて、前回の投稿↓↓でコーヒー豆の保管場所についてちらっと触れたと思います。
その中であるものを購入した、と書いたのですがその答えについて今回は紹介していきたいと思います。
ま、タイトル通りなのですが。笑
目次
答えは…ワインセラー
はい、そうですワインセラーです。
ワインセラーはワインを適切な温度で保管するためのもの。
そのため設定温度を10℃~18℃前後で調整できるものが多いです。一方冷蔵庫だと、冷蔵室で5℃程度。
室温との差が激しくなります。
前回の投稿でも触れましたが、冷蔵庫でキンキンに冷えてしまったコーヒー豆を室温に出すと豆自体に結露が付いてしまい、抽出した際になんとなく薄く感じてしまったり、その結露をコーヒー豆が吸ってしまい劣化が進みやすくなってしまったりするので冷蔵庫はNG。
ワインセラーであれば温度の設定もでき冷蔵庫ほど冷えません。
冬は室温でもよいのでしょうが、何と言っても夏はワインセラー、重宝します。
夏は大抵の場所であればエアコンを24時間稼働でもしない限りコーヒー豆を保管するには暑すぎますし、地下貯蔵庫でもない限り冷蔵庫以上室温以下適切な場所なんてまあありません。
今は家庭用の安くて小さなものもたくさん売られているので気になる人はぜひご一考を。
ちなみに、私が使っているのはこちら。
リーズナブルなのにタッチパネルがかっこいいのと中が青い光で照らせるのがおしゃれで気に入っています。笑
設定温度は15℃
焙煎したコーヒー豆は〇℃で保管するべし!なんて厳密に定められた学術書は私の知る限りありませんが、よく言われるのは15℃。
豆の劣化、酸化を防ぎつつ抽出の際に丁度いい温度を保つために、設定温度はこのくらいにしましょう。
チョコレート等のスイーツも適温で保管できる
これは、コーヒー豆を適温で保存できる以外の、買ってみて気が付いたメリットです。
特に夏の話になりますが、チョコレート。
これって、タブレットだと食べる時のおすすめの温度は20℃辺りじゃないですか。
夏の室温だと当たり前のように超えるので冷蔵庫に入れますよね。取り出してキンキンのまま食べる方もいらっしゃるでしょうが、固いし冷たすぎるしで本来の滑らかさや甘さが伝わらない。
かといって常温に戻そうと思ったら時間がかかったり、表面だけ溶けかけて芯は冷たいままだったり。
15℃のワインセラーだとキンキン過ぎず、すぐに食べごろの温度になるのでコーヒーを淹れる前に取り出しておけば、コーヒーがはいる頃には美味しく食べられる温度になっています。
青くライトアップされた先に、私が常備しているチョコレートが写っているのがお判りいただけますでしょうか。
ちなみにチョコレートは、タブレットやボンボンショコラ、生チョコレートと種類によって保管に適切な温度は違うので保管は箱に書いてある注意書きに従ってください。
生チョコレートなんかは保管は冷蔵庫が良いですが、食べる前にワインセラーに移しておくと滑らかな食感がちょうどよく味わえます。
また、チョコレートだけでなくパウンドケーキなんかも暑すぎず冷えすぎずの美味しい温度で保管できます。
ただし、コーヒー豆にしろチョコレートにしろ香りが強いので、各々の匂い移りには注意してください。
必要であれば匂いをカットできるようなチャック付きの袋に入れて保管することをお薦めします。
ちなみに
ちなみにですが、なぜワインは冷蔵庫ではなくわざわざワインセラーで保管するのかといいますと、保管に最適な温度を作り出せるのはもちろん、振動を減らすためだそうです。
冷蔵庫はコンプレッサー式、ワインはペルチェ式(ワインor家電のブログではないので小難しい違いは割愛させていただきます…笑)という冷却方法を採用しており、前者は振動が付きもの。ところがワインは振動によって味が悪い方へと変化します。
そのため、振動がなく冷蔵庫ほど冷えすぎでもない環境を作るためにワインセラーというものがあるそうです。
結論
コーヒー好きが高じてコーヒー豆の保管のためにワインセラーを買いました。
が、買ってみると、冷蔵庫では冷えすぎるし室温だとちょっと困るといった食品が案外あり、私は買ってよかったと思います。
おうち時間のスイーツにもこだわる方には、特におすすめしたいですね。
それではみなさん、今日もよいコーヒータイムを!