以前、ネジ交換のため四苦八苦したお話をしました。
今回はもともとしたかったダイヤミルのお手入れの方法についてお話ししていきます。
目次
ダイヤミルを分解する
中に溜まった微粉を掃除するには、とりあえず分解しないと始まりません。
早速分解していきましょう!
向かって左側の、粒度を調節するつまみをまわして外します。
蓋を固定してあるネジを3つとも外してから蓋を引っ張るとスルッと外れます。
蓋を外すとこんな感じです。
内側に見えている円形のものが豆を挽く刃になります。
次に、ハンドルを外していきます。
ハンドルはネジ1本で固定されているだけなのでこのネジを緩めます。
ネジを外すと簡単にハンドルは外れます。
ハンドルを外すと芯が抜けるようになるので、芯で固定されている刃も一緒に抜けます。
内部はこんな感じです。
中心の凸凹している部分が臼になり、コーヒー豆が挽ける仕組みになっています。
ミルブラシで掃除をする
分解が終われば、あとはミルブラシで微粉を掻き出してしまえばOK。
中の部品を洗浄までする人もいますが、しっかり水分をとらなければサビの原因にもなるのであまりおすすめはしません。
私のダイヤミルの場合、内部に食品が触れても大丈夫なグリスを以前に塗布しているのでそれは落とさないようにミルブラシで掃くのみにとどめます。
ダイヤミルを組み立てる
凹凸の向きが合うように嵌め込みます。
内側の分厚いCの字の部品は凹凸がないつるつるの面同士が向かい合うように嵌め込みます。
あとは分解の手順とは逆に組み立てていけばOKです。
最後に横蓋のネジを閉めて終了、なのですが自分は以前ダイヤミルのネジ穴をなめさせてしまった経験から、ネジをぎゅっと締めることができなくなってしまいました。
こんなものが出てきました
娘がダイヤミルのハンドルを回したり、挽かれたコーヒー豆が溜まる引き出しを開けたりして遊ぶので最近はダイヤミルでコーヒー豆を挽いていませんでした。(コーヒー豆を挽いたダイヤミルを好きに触らせると辺り一面微粉だらけになります…)
今回、ブログを書くために久しぶりにダイヤミルを分解してみると、なんと…
シールが出てきました!!
知らない間に娘が投入したのでしょうね。これが刻まれていたらめんどくさいことになっていたと思うので、無傷で出てきたことに感謝です。
基本的に小さいおもちゃは渡していなかったので刃が欠けたり粉々になったおもちゃが出てきたり、なんてことには遭遇しなかったのですが気をつけておかないとな、と今回学びました。
コーヒー道具をお子さんが触りたがるご家庭はくれぐれもお気をつけを!