こんにちは!
先日、実家ですごいものを見つけまして。
調べてみると、とても面白いものだったのでちょっとシェア。
目次
実家で発見、古いサーバー。
実家の食器棚をガサゴソするの、楽しくないですか?
うちの実家は死蔵されている食器が多いので、漁るのが楽しくて楽しくて。
ちょっと味のあるコーヒーカップや可愛いケーキ皿が出てきた時のワクワク感!
やめられないんですよね…(こら)
そして先日、棚の隅っこに並んでいる小さなデキャンタのようなものを発見。
これはなんだ!?!?
コーヒーを普段から淹れている人はそっちに使う器具だろうなと察しがつくような形はしています。
…が!
蓋に書かれてある文字は!?
初めて聞きますが!?
これは検索してみるしかありません。
珈琲狂時代とはなんぞ
調べてみると、V60で有名なHARIOが1980年に発売した一人用の円錐形コーヒードリッパーとのこと。
理化学品の製造・販売をしていたHARIOが、社内にある三角ロートと濾紙を四つ折りにしてコーヒーを淹れたことがそもそもの始まりだそうです。
淹れているうちに、円錐型(Y=X2の放物線)が濾過には最適な形であることに気がついたんだとか。どんなグラフだったかは、私はもはや思い出せません。
とにかく、珈琲狂時代のこの形を進化させ、現在のV60透過ドリッパーが誕生しました。
字体といい色使いといい、レトロでめっちゃ可愛い…
ちなみに、HARIOさんの公式サイトによると、販売当時のパッケージはこんなのだそうです。
淹れてみた
一人用サイズの円錐形のフィルターを嵌めてみましたがちょっとパカパカしてます。
これで正解なのかは分かりませんがこれ以外にないのでこれで淹れていきます。
やっぱりちょっとサイズが合いません。笑
発売当時はペーパーフィルターも付属していたらしいです。
淹れ心地としては、針金2本で支えられているので豆の量と湯量によってはちょっと不安定になりますね。
淹れやすいわけではありません。笑
入りました!
可愛いですね~♡♡
デキャンタ型のサーバーとしてはケメックスもありますが、一人用サイズでデキャンタ型というのがたまらない…!!
淹れやすいわけではないと先ほど言いましたが、全然問題なく淹れられます!
珈琲狂時代が発売された時のコンセプトが、
「インスタントと同じくらいの手軽さで、本格コーヒーを楽しむ」
なんですよね。
当時は機能面とビジュアル、どちらも両立させた器具として人気だったのではないでしょうか。
復刻版も!
HARIOの創業100年を記念して、2020年に珈琲狂時代の復刻版が発売されています。
個人的にはビジュアルが結構異なるので惜しい気がするのですが、一人用のデキャンタ型に惚れてしまった方はこちらならば手に入ります。
オリジナルと復刻版で違うのが①蓋の有無、②持ち手の素材と形、➂カラーですかね。
気になった方は注意してして見てみてください。
気になること
珈琲狂時代を見つけた時からずっと気になっていることがあるんです。と、いうのはこの配色。
紫ってなかなかなく無いですか?
意味があるのか無いのか、当時の流行なのかは分かりませんが、HARIOさん、もし教えていただけるならぜひ教えて頂きたいです…!