こんにちは!
突然ですが、みなさんエスプレッソは飲んだことありますか?
カフェに行くとメニューには載っているけどよくわからない、なんて人も多いのではないでしょうか。
今回はそのエスプレッソについてお話ししたいと思います。
目次
エスプレッソはこんな飲み物
普通のコーヒーは挽いた豆にお湯を通すことで抽出された液体を飲みますよね。
エスプレッソも豆にお湯を通すのですが、その際に圧力をかけます。
そのため、コーヒーのエッセンスをぎゅっと凝縮した飲み物に仕上げることができます。
凝縮された液体なので、とても小さいカップに少量入っているだけです。
出来上がり量は、目安ですが7gのコーヒー豆から25mlほど。コーヒー豆10g程度から約150ml抽出できるコーヒーとは全くの別物ですね。
普通のコーヒーカップと比べるとサイズの差は歴然。
ちなみに、エスプレッソ1杯分(約25ml)をシングル、2杯分(約50ml)をダブルといいます。
カウンターで「エスプレッソ、シングルで」なんて言ってみたらかっこいいかもしれませんね!笑
エスプレッソの美味しい飲み方
「エスプレッソ、シングルで」なんて言っておきながらその苦さを知らなかったためにびっくりした、なんてことになったらかっこがつきませんが。
そうなんです、エスプレッソって苦いんです。
コーヒーのエッセンスをぎゅっと凝縮した液体だと前述しましたが、そのためコーヒー豆が持つ苦みやフルーティーさもぎゅぎゅっと詰まっています。
ぶっちゃけそのまま飲むと苦いです。
そのまま飲んで美味しい、と感じる人はもちろんそのまま飲んでもらってよいのですが、本場のイタリアではお砂糖をザクザク入れたりします。
どのくらいの量かというと、溶けきらずにカップの底に残るほど。
砂糖を入れることで、エスプレッソが持つ苦みがチョコレートのようなテイストになるんですね。それはもう芳醇な。
そして底に残ったお砂糖を最後にスプーンですくっていただきます。
粒のままの砂糖を食べるなんて私も最初は驚きましたが、これが美味しい。
砂糖が溶けたエスプレッソを飲んでいるときは苦みの中に甘さを感じますが、溶け残った砂糖を食べた時は逆で、甘い中に苦みが感じられるので楽しみ方も増えるんですよね。
本場イタリアでは主流の飲み方、ぜひ一度トライしてみてください。
ちなみに、以前コーヒーに合うお砂糖についてお話しました↓
あの記事ではカソナードをおすすめしましたが、エスプレッソにはグラニュー糖がおすすめです。
今回はお砂糖をパクっといっちゃうので、カソナードだとさとうきびの風味がとっても強くなっちゃうんですよね。
今回はエスプレッソの美味しさをそのまま楽しみたいので、グラニュー糖を使いましょう!
エスプレッソの豆知識
“エスプレッソ”の意味
エスプレッソはexpressつまり”急行”の意味をもちます。オーダーしてから短時間で抽出して提供されるので納得です。
そしてもう1つ”あなたのための1杯”なんて意味もあるそうです。
ロマンチックですよね!
ぜひデートでひけらかしてみてください。笑
カフェインは…
コーヒーの成分がぎゅぎゅっと詰まってとっても苦いエスプレッソ。
カフェインの量もすごく多いのでは…と思うかもしれませんが、実はドリップコーヒーよりもカフェイン量は少ないんです。
カフェインは水溶性なので、使うお湯の量が多く、お湯と接している時間が長いドリップコーヒーの方がカフェインは多く含まれます。
また、使うコーヒー豆の量もエスプレッソ1杯の方が少ないためということもあります。
ただし、エスプレッソをドリップコーヒー並みの量飲んだ場合はエスプレッソの方がカフェイン量は多くなるのでご注意を。
巷のエスプレッソカップ
コーヒーカップも形状や厚さで味の感じ方が変わると聞いたことがあるかもしれませんが、エスプレッソカップも然り。
縁が厚いカップの方が薄いものよりも味の感じ方が鈍くなります。
そのため、苦みの強いエスプレッソが多い南イタリアでは縁の厚いカップが、逆にフルーティーな香りを立たせる北イタリアの方では縁の薄いエスプレッソカップが主流だそうです。
ガラスウォールも、エスプレッソの層が見えておしゃれですね。
カップが可愛すぎて家での淹れ方を紹介する前にカップの紹介を先にしてしまいました(笑)
追々、家でエスプレッソを淹れる道具を紹介しようと思います。
また読んでいただけると幸いです!
ではでは(^^♪